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今でこそ星景写真のIR改造機での撮影は普通のこととなっていますが、数年前までは「景色が赤くなってしまう」「普通の色に戻すには高度な現像技術が必要」などの風評により、星景写真にIR改造機を使用する方はいませんでした。(実際にIR改造は天体専用なので一般風景用の調整は不要とする業者や技術者がいたようです。)
6年前、デジタル一眼で星景写真を撮り始めたころは、EOS5DⅡを使用していました。高感度の写りがよくてもフィルム時代のようなカラフルな写りがないのを残念に思っていました。しかし、天体写真を撮影する友人たちの影響もあり、当時天体撮影用として登場するEOS60Dαが星景撮影にも使えないかと考えました。発売と同時に購入して星景写真専用に使うようになりました。
ちょうどその頃にタイムラプスを始めたこともあり、YouTubeのアップ動画にバーナードループが写ったり、M42がピンク色に写ったりしていることに多くの疑問が投げかけられ、またその珍しい写りに称賛を得ることができました。
EOS60Dαの使用以外にも、タイムラプスの撮影に赤道儀を使用したり、また極軸を天頂に向けてパン移動に使用したりしていたのが幸いしたのでしょう。固定撮影とは違う流れのない星とHα領域を写すことができたのでした。
◎YouTubeにアップをはじめたたころのタイムラプス動画
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◎美ヶ原がタイムラプスで有名になるきっかけとなったらしいタイムラプス動画
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当然、天体写真で当たり前に行われているコンポジットもタイムラプス用に連続で写した星景画像をDSSで試してみました。のちに天体撮影から参入した天体写真の大御所の方が風景と星空を別々にコンポジットして合成する手法に、やっぱり天文屋さんは同じことを考えるんだと感心しました。
さて、YouTubeのアップが順調になってきたこともあり、フェイスブックの天文系のグループを通して、浅草でクラッシックカメラの修理業を営み天文機材や天体写真に大変詳しい根本泰人さん、まだ天体写真を撮り始めて1年半といういわきの三本松尚雄さん(今は分子雲の撮影で天文雑誌の常連として超有名人)など、たくさんの方々(他にもすごい方がいっぱいいて書ききれませんのでゴメン!!)と知り合うことになりました。
◎2013年の年の瀬にフェイスブックを介して開かれたいわきでの星空観察オフ会
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天体写真撮影の大御所のみなさんの影響もあり、EOS6D購入をきっかけにして、いよいよ星景写真にIR改造したカメラを使用することになりました。
◎IR改造により赤い散光星雲を目立たせたタイムラプス動画
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その後、風評により改造に二の足を踏んでいた仲良しの前田徳彦さん(星景写真家としてiPhoneのアプリやその後「星の風景写真」(誠文堂新光社刊)という写真集を出す超有名人で「ししょー!!」)が、ついにIR改造に踏み切って、果敢にIR改造を生かした撮影をして公開。彼の知名度の高さにより、「星景写真もIR改造でより美しく撮れる」とこれまでの醜い風評を崩すことができたのです。
◎前田さんがIR改造に踏み切るきっかけとなったらしい一切経山にしずむ北アメリカ星雲の写っているタイムラプス動画
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「IR改造機での撮影は見た目の空と違っておかしい」「あんなに星空はカラフルに見えない」などの反論をいただくことがあります。
鳥の飛んでいる姿も走っている列車も時間を止めて写せるのが写真です。顕微鏡で拡大して写した微生物や望遠鏡で写した月はにせものでしょうか。
カメラだからこそ見える星空、カメラを通すからこそ見える景色、星空のある風景でいいのではないでしょうか。これからもカメラを通して見える星空、カメラを通さないと見えない星空のある風景を撮っていきたいと思います。
◎高画質の4Kでアップするようになったタイムラプス
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◎フジテレビの月9ドラマのエンディングに採用されるきっかけとなったタイムラプス
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・・・なぁ~んて、自分の影響が大きいぞと自慢ぽく誇張して書いちゃいましたが許してぇ~^^;

私がカメラのIR改造をお願いしたところ
ハヤタ・カメララボ
http://www.hayatacamera.co.jp/astrophotography/
ご自身が天体写真マニアのため親身に相談にのってくれます。また、大変高価で精密なクラッシックカメラを扱っているスタッフ・技術者の手による改造とあって、とても丁寧な作業なので大変信頼してお任せしています。

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群馬県の嬬恋村で撮影してきた星景タイムラプスです。下の写真をクリックするとYouTubeに移動します。BGMあり、音声注意です。
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新しくシグマの14mmF1.8のレンズを導入したところ、質問が寄せられていたのでタイムラプスの場面で詳細を紹介します。
①0-8秒 CANON EOS6D HKIR改造
TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ISO6400 F2.8 30秒
②8-20秒 CANON EOS6D HKIR改造
CIGMA14mm F1.8 DG HSM ISO6400 F1.8 20秒
③27-32秒 CANON EOS6D HKIR改造
SAMYANG 12mm F2.8 FISHEYE ISO6400 F2.8 40秒
④47-57秒CANON EOSKissX7i HKIR改造
SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS ISO3200 F2.8 30秒
いかがでしょうか。私的には、どれも素晴らしい星像ですが、APS-Cとフルサイズカメラの差の方が気になります。次の新月期には、新しく購入したカメラも使ってみたいと思います。
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先日購入したシグマの14mm F1.8 DG HSM Art、星景写真用としてはたして開放から使用できるのか、それとも、どの絞りから使用できるかをテストするために、静岡県朝霧高原に撮影に出かけてきました。
※追記:一度きりの試写ですし、気温やカメラの個体差などの影響も十分あり、これがすべてではないので、話のネタぐらいに見てください。実際、他の方のテスト撮影とは、違う写りだそうです。
【共通データ】※画像のリンク先はピクセル等倍の画像です。
カメラ CANON 6D HKIR改造 ISO3200 露出30秒 ポラリエにて恒星追尾
F1.8

F2.0

F2.2

F2.5

F2.8

参考 SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
F2.8

比較しやすいように並べてみました。
コマ収差に関しては、F1.8とF2.8の差はさほど感じませんでした。これは主観なのですが、全体の画像ではF1.8の方が少し眠い感じというかボテッとした感じがします。ついでにタムロン15-30とも比較してみました。周辺像は圧倒的にタムロンの方がコマ収差もなく良像です。ただし、この画像を見てお気づきになったでしょうか、タムロン15-30の開放値の画像がシグマのF2.8で撮った画像よりも暗くなっています。同じF値、感度で撮影しても実際の明るさは違うのです。もし、シグマのしぼり値をタムロンの明るさに揃えて、たとえばF3.5ぐらいに絞ると、タムロンと同じような良質な画質になるかもしれません。これも実写で試すしかありません。
今回の実写から見て、明るさを優先するならシグマの14mmF1.8を開放で使用する。良像を期待するなら、ズームも使えるタムロン15-30mmF2.8ということになるでしょう。とかくスペックやメーカーのコピーに踊らされてしまいますが、どのレンズがいいかは、撮影者が主体的に自分の撮影スタイルに合ったレンズが一番よいレンズということなのでしょう。
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冬の星座は、ソフトフィルターを使うとカラフルでとっても美しいです。
ということで、今回は、この星景用の神レンズ、タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USDにソフトフィルターをつけてみます。
このレンズは、超広角によくある通称「出目金レンズ」、フィルターをレンズの前にはつけることができません。そこで、レンズの後ろに貼り付けられるLee Soft Filterを用意しました。一番欲しいNo.2が単独販売されていないので、こちらのセット品を買うことになります。一時、生産を止めていたようですが、新しいパッケージになって再登場したようです。再登場時は値段も少し安くなっていました(8,861円で購入)が、今は、もとの13,000円台の値段に戻ってしまいました(涙;)。

まず枠に両面テープで貼りつけてあるので、だいたいの大きさに切ります。そしてレンズの後ろにのせて、マジックで印をつけてからレンズのうしろの形に合わせて切ります。

レンズのうしろに貼り付ける粘着剤として「ひっつき虫」を用意しました。剥がせるタイプの両面テープでも大丈夫でしょう。
 レンズのうしろの枠に「ひっつき虫」を貼り付けていきます。 4か所「ひっつき虫」をつけた上に、先ほど用意したLee Soft Filter No.2をのせ、上から指で押して完成です。
※追記 「ひっつき虫」の粘着力が高く、この量だとフィルターの着脱が大変です。この後に、半分に減らしました。
どうやらニコン用のフィルターボックスが作れないのでこのレンズのうしろ用のフィルターボックスがないようです。シグマの新しい14mmF1.8レンズでは、キヤノン用のみレンズのうしろに取り付けられるフィルターボックスを販売しています(後日、そちらの取り付け方法もアップ予定)。さて、後は撮影あるのみ。レンズにフィルターをしっかり押さえて止めないと、カメラの中に入り込んで取り返しのつかない故障になりかねません。どうぞ自己責任でお願いいたします。
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花のある星空の撮影には、花をきれいに写すためのライティングが必要です。
しかし、ライティングは星空に光を放つことにつながるので、天の川を守る私たちの姿勢に反するものです。花も星空もきれいに撮りたい。しかし、環境を乱す行為は、極力避けたい。ましてや、そのライトアップをした撮影をまねして、夜の桜の撮影のように自分本位なライトアップ撮影が横行することも心配です。
だからと言って、自分でライトを当てなければいいと偶然通りかかった車や観光客のライトでの撮影も詭弁とし捉えられてしまいます。そこで、ライトアップに代わる自然光の月明かりを利用して撮影します。どんな月でもよいという訳でありません。満月近い月では明るすぎてしまいます。クッキリとした天の川を同時に写すには、上限前や下弦後の月明かりが適しています。昨夜は、ちょうど下弦の月、雲の多い空なのでロケハンを兼ねた撮影に行ってきました。
来週末までに晴れれば、本番の撮影に臨みたいと思います。
ニッコウキスゲと天の川

月出の高原

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陽性の梅雨が、各地で大雨被害をもたらせています。被災地の皆様、お見舞い申し上げます。
梅雨のはじまる前に、群馬県の浅間山麓に出かけてきました。
平日にもかかわらず、抜けるような星空に誘われてか、多くの方が星空撮影に来ていました。大きな博物館の駐車場の入口が封鎖されているため、道路の先が行き止まりとなっていたので、じっくりと星空を撮影することができました。
火山活動中の浅間山も察してか、いつも上げている噴煙もなく静かな夜の撮影になりました。今回は、浅間山の頂上に噴煙のかわりに高々とのぼる天の川を中心に撮影しました。

下の画像の上をクリックするとYouTubeから再生ができます。
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パソコンで見ていただけると4K等の超高画質で見ることができます。
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大雨による被災地の皆様にお見舞い申し上げます。
今夜は七夕☆梅雨空で天の川が見えない方、仕事が忙しくて星を見上げられない方、心の余裕がなくて星空を見れない方、今夜ぐらいは多くの方に星空を見上げて欲しいです。それでも星が見れない方、ソファーやベットの中からでも見ていただければ幸いです。
画像の上をポチッとするとYouTubeにとびます。
月山山麓の星空
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台風や梅雨前線、被害もなく台風一過になることを祈っています。
梅雨空の切れ目に撮影した星空です。うらめしい梅雨空の夜に見ていただけたらうれしいです。※下の画像の上をポチっとするとYouTubeにとびます。
星空の聖地・浄土平の星空
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山形の棚田の上の天の川
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梅雨入り前の5月の末に美ヶ原で天の川を撮影してきました。
今回は、はじめて上田側から入って、自然保護センターのある「天狗の路地」からの撮影です。
最初は、暈がかぶって鉄塔から発するまっ赤な光をまとっていた王ヶ頭でしたが、暈雲がとれると、美しい星空を見せてくれました。
携帯からは、下の画像の上をポチッとするとYouTubeにとびます。
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フェイスブックに、星景写真に特化したグループ「星景写真部」をつくりました。
天文雑誌の常連さんや星空に興味のある初心者の方まで、幅広い方々が集まっています。↓
https://www.facebook.com/groups/1485097931565660/
将来は、グループで写真を見せ合ったり、親睦を兼ねた撮影合宿を行ったりするオフ会も予定しています。星空のある風景に興味のある方は、お暇なときに遊びに来ていただければ幸いです。

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