星景写真の部屋を更新しました

星景写真の部屋(固定ページ)を更新しました。
昨秋から、天文雑誌や地域の写真コンクールに星景写真を応募するようになりました。
応募写真を中心に、画像を入れ替えました。
見ていただけるとうれしいです。

星景写真の部屋

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まるっと鳥海

昨秋から狙っていた鳥海山付近の星空タイムラプスを2本アップしました。
1本目は、日本海に沈む月とオリオン座です。
なかなか晴れない日本海側の天気を毎日チェックして、0泊2日で撮影に行きました。
秋田県にかほ市の三崎公園内には、日本海沿いを進む羽州浜街道の古くからの難所の一つ三崎峠があります。手長足長という妖怪の伝説に準えた有耶無耶の関という関所が設けられおり、松尾芭蕉も「奥の細道」でこの地を越える難渋ぶりを記しているそうです。今は、桜の名所として、また日本海に沈む夕日を見ながら釣りや磯遊びができる公園に整備されています。
そんな事前学習を頭に浮かべ、松尾芭蕉と心を通わせたような気持ちで海を眺めながら撮影しました。
↓下の画像をポチるとYouTubeにとんで動画がはじまります。
[youtube width=”480″ height=”250″]https://youtu.be/-vr3IunB4dE[/youtube]
2本目は、鳥海山にのぼる夏の天の川です。
三崎公園でオリオン座を見送った後、オリオンの天敵でもあるさそり座を迎えに、以前、FBの友達から聞いてロケハンしておいた栗山池付近に車をすすめました。幹線道路はしっかりと除雪されていますが、小さな道はいっぱいの雪が積もったままでした。足の高い4WDのおかげでなんとか目的地にたどり着くことができましたが、いつ動けなくなるかとハラハラドキドキの撮影となりました。
午前4時すぎ、鳥海山からさそり座を先頭に天の川がのぼってきました。その美しさと壮観な姿にただただ息をのむばかり。ドリーでの撮影を忘れるほど。地を照らすような濃く明るい天の川に見入ってしまいました。少しでもその感動が伝わるとうれしいです。
↓下の画像をポチるとYouTubeにとんで動画がはじまります。
[youtube width=”480″ height=”250″]https://youtu.be/FcZfvjPG-wc[/youtube]
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星景タイムラプス100作目は、嬬恋村からの星空です

星空のある風景タイムラプスの100作目は、群馬県嬬恋村からの星空をアップしました。
これまでたくさんの方に見ていただいて感謝感謝で、いつもよりボリュームアップして5分超えの動画にしています。

嬬恋村では、どうしても雪景色での星空が撮りたくて、雪が降ったと聞くと出かけて撮影していました。
最初に撮影に出かけた11月の方が、なぜか雪も多く狙った風景の星空になっています。
真冬の1月~2月は、逆に雪が解けていたり、雪雲で撮影できなかったりで、あまり動画の中に入れられませんでした。
そのために、時系列も最後の場面が11月の撮影になったりとかぐちゃぐちゃになってしまいました。

また、4月になれば、日本ロマンス街道も全面通行ができるようになるので、また夏の天の川を入れた撮影をしたいと思います。
下の画像の上をクリックしていただくと、YouTubeに飛んで動画が再生されます。
[youtube width=”400″ height=”225″]https://www.youtube.com/watch?v=fkQ0O20nZHg&list=PLLjlB4q86L8AjLw4SGcz5wkSDJMZWihgT[/youtube]
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天文ガイドと星ナビ

3月号の天文ガイドと星ナビに入選することができました。
どちらも、タイムラプス用に撮影した画像の使い回しです。
星のソムリエ®の資格取得のために山形大学に受講の際に撮影した画像です。翌日、熊の出没地と聞いてびっくりしました。
☆天文ガイドに入選した画像

タイムラプス動画(画像をクリックするとYouTubeに移動します)
[youtube width=”480″ height=”260″]https://youtu.be/DOzsOPYIT08[/youtube]
星ナビの方は、タイムラプスで富士山にM42がのぼるところをリアルに見せたかったので、ISO12800、F2、露出2秒という設定で撮影したものです。HKIR改造(ハヤタ・カメララボ)の効果もあり、思い通りの画像を得ることができました。
☆星ナビに掲載していただいた画像

タイムラプス動画(画像をクリックするとYouTubeに移動します)
[youtube width=”480″ height=”260″]https://youtu.be/Lxib8FB3cgw[/youtube]
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星景タイムラプス「流星群の夜」をアップしました

一か月ぶりの星景タイムラプスのアップです
12月のふたござ流星群極大日に山中湖平野で撮影しました
平日にもかかわらず、たくさんのカメラが湖畔に一列に並びました
星空のある風景タイムラプスとして98作目、記念の100作目の構想を立てながら、そして次回の99作目もクオリティをより高めて制作したいと思います
さて、今年のふたご座流星群は、2回の極大が予想されていて、今年以上に大出現が期待できるとのこと、今月末の月食、火星の大接近といい、とても楽しみな年になりそうです
[youtube width=”400″ height=”225″]https://youtu.be/WUrjkVazV3g[/youtube]
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天文ガイド デジタル版

天文ガイド2018年2月のYouTubuチャンネルで星景タイムラプス動画を紹介していただきました。
本来は、デジタル版の特典のようですがYouTubeなので直接見ることもできます。
北軽井沢スウィートグラスのスターパーティー(望遠鏡メーカーのビクセンが協力)というイベントで使用していただいた動画です。
浅間山麓の北軽井沢、嬬恋、東御の冬の星空をHKIR改造したカメラで撮影しました。
[youtube width=”425″ height=”240″]https://youtu.be/j_kAIE-qRrA[/youtube]
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星景写真撮影用カメラのHKIR改造について

今でこそ星景写真のIR改造機での撮影は普通のこととなっていますが、数年前までは「景色が赤くなってしまう」「普通の色に戻すには高度な現像技術が必要」などの風評により、星景写真にIR改造機を使用する方はいませんでした。(実際にIR改造は天体専用なので一般風景用の調整は不要とする業者や技術者がいたようです。)
6年前、デジタル一眼で星景写真を撮り始めたころは、EOS5DⅡを使用していました。高感度の写りがよくてもフィルム時代のようなカラフルな写りがないのを残念に思っていました。しかし、天体写真を撮影する友人たちの影響もあり、当時天体撮影用として登場するEOS60Dαが星景撮影にも使えないかと考えました。発売と同時に購入して星景写真専用に使うようになりました。
ちょうどその頃にタイムラプスを始めたこともあり、YouTubeのアップ動画にバーナードループが写ったり、M42がピンク色に写ったりしていることに多くの疑問が投げかけられ、またその珍しい写りに称賛を得ることができました。
EOS60Dαの使用以外にも、タイムラプスの撮影に赤道儀を使用したり、また極軸を天頂に向けてパン移動に使用したりしていたのが幸いしたのでしょう。固定撮影とは違う流れのない星とHα領域を写すことができたのでした。
◎YouTubeにアップをはじめたたころのタイムラプス動画
[youtube width=”480″ height=”270″]https://www.youtube.com/watch?v=AlTlKKJjYHY[/youtube]
◎美ヶ原がタイムラプスで有名になるきっかけとなったらしいタイムラプス動画
[youtube width=”480″ height=”270″]https://youtu.be/iDvWpdv5lKg[/youtube]
当然、天体写真で当たり前に行われているコンポジットもタイムラプス用に連続で写した星景画像をDSSで試してみました。のちに天体撮影から参入した天体写真の大御所の方が風景と星空を別々にコンポジットして合成する手法に、やっぱり天文屋さんは同じことを考えるんだと感心しました。
さて、YouTubeのアップが順調になってきたこともあり、フェイスブックの天文系のグループを通して、浅草でクラッシックカメラの修理業を営み天文機材や天体写真に大変詳しい根本泰人さん、まだ天体写真を撮り始めて1年半といういわきの三本松尚雄さん(今は分子雲の撮影で天文雑誌の常連として超有名人)など、たくさんの方々(他にもすごい方がいっぱいいて書ききれませんのでゴメン!!)と知り合うことになりました。
◎2013年の年の瀬にフェイスブックを介して開かれたいわきでの星空観察オフ会
[youtube width=”480″ height=”270″]https://youtu.be/ky9pu5dzDic[/youtube]
天体写真撮影の大御所のみなさんの影響もあり、EOS6D購入をきっかけにして、いよいよ星景写真にIR改造したカメラを使用することになりました。
◎IR改造により赤い散光星雲を目立たせたタイムラプス動画
[youtube width=”480″ height=”270″]https://www.youtube.com/watch?v=PvbDX3-hu8s[/youtube]
その後、風評により改造に二の足を踏んでいた仲良しの前田徳彦さん(星景写真家としてiPhoneのアプリやその後「星の風景写真」(誠文堂新光社刊)という写真集を出す超有名人で「ししょー!!」)が、ついにIR改造に踏み切って、果敢にIR改造を生かした撮影をして公開。彼の知名度の高さにより、「星景写真もIR改造でより美しく撮れる」とこれまでの醜い風評を崩すことができたのです。
◎前田さんがIR改造に踏み切るきっかけとなったらしい一切経山にしずむ北アメリカ星雲の写っているタイムラプス動画
[youtube width=”480″ height=”270″]https://youtu.be/iK6lXuZoMaE[/youtube]
「IR改造機での撮影は見た目の空と違っておかしい」「あんなに星空はカラフルに見えない」などの反論をいただくことがあります。
鳥の飛んでいる姿も走っている列車も時間を止めて写せるのが写真です。顕微鏡で拡大して写した微生物や望遠鏡で写した月はにせものでしょうか。
カメラだからこそ見える星空、カメラを通すからこそ見える景色、星空のある風景でいいのではないでしょうか。これからもカメラを通して見える星空、カメラを通さないと見えない星空のある風景を撮っていきたいと思います。
◎高画質の4Kでアップするようになったタイムラプス
[youtube width=”480″ height=”270″]https://youtu.be/kwBGQCJ6dOU[/youtube]
◎フジテレビの月9ドラマのエンディングに採用されるきっかけとなったタイムラプス
[youtube width=”480″ height=”270″]https://youtu.be/UAwJaL2wyJ4[/youtube]
・・・なぁ~んて、自分の影響が大きいぞと自慢ぽく誇張して書いちゃいましたが許してぇ~^^;

私がカメラのIR改造をお願いしたところ
ハヤタ・カメララボ
http://www.hayatacamera.co.jp/astrophotography/
ご自身が天体写真マニアのため親身に相談にのってくれます。また、大変高価で精密なクラッシックカメラを扱っているスタッフ・技術者の手による改造とあって、とても丁寧な作業なので大変信頼してお任せしています。

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星景撮影用レンズはどれがいい?

群馬県の嬬恋村で撮影してきた星景タイムラプスです。下の写真をクリックするとYouTubeに移動します。BGMあり、音声注意です。
[youtube width=”460″ height=”240″]https://youtu.be/nYQ90LqKvl0[/youtube]
新しくシグマの14mmF1.8のレンズを導入したところ、質問が寄せられていたのでタイムラプスの場面で詳細を紹介します。
①0-8秒 CANON EOS6D HKIR改造
TAMRON SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD ISO6400 F2.8 30秒
②8-20秒 CANON EOS6D HKIR改造
CIGMA14mm F1.8 DG HSM ISO6400 F1.8 20秒
③27-32秒 CANON EOS6D HKIR改造
SAMYANG 12mm F2.8 FISHEYE ISO6400 F2.8 40秒
④47-57秒CANON EOSKissX7i HKIR改造
SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS ISO3200 F2.8 30秒
いかがでしょうか。私的には、どれも素晴らしい星像ですが、APS-Cとフルサイズカメラの差の方が気になります。次の新月期には、新しく購入したカメラも使ってみたいと思います。
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シグマ14mmF1.8星像テスト

先日購入したシグマの14mm F1.8 DG HSM Art、星景写真用としてはたして開放から使用できるのか、それとも、どの絞りから使用できるかをテストするために、静岡県朝霧高原に撮影に出かけてきました。
※追記:一度きりの試写ですし、気温やカメラの個体差などの影響も十分あり、これがすべてではないので、話のネタぐらいに見てください。実際、他の方のテスト撮影とは、違う写りだそうです。
【共通データ】※画像のリンク先はピクセル等倍の画像です。
カメラ CANON 6D HKIR改造 ISO3200 露出30秒 ポラリエにて恒星追尾
F1.8

F2.0

F2.2

F2.5

F2.8

参考 SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD
F2.8

比較しやすいように並べてみました。
コマ収差に関しては、F1.8とF2.8の差はさほど感じませんでした。これは主観なのですが、全体の画像ではF1.8の方が少し眠い感じというかボテッとした感じがします。ついでにタムロン15-30とも比較してみました。周辺像は圧倒的にタムロンの方がコマ収差もなく良像です。ただし、この画像を見てお気づきになったでしょうか、タムロン15-30の開放値の画像がシグマのF2.8で撮った画像よりも暗くなっています。同じF値、感度で撮影しても実際の明るさは違うのです。もし、シグマのしぼり値をタムロンの明るさに揃えて、たとえばF3.5ぐらいに絞ると、タムロンと同じような良質な画質になるかもしれません。これも実写で試すしかありません。
今回の実写から見て、明るさを優先するならシグマの14mmF1.8を開放で使用する。良像を期待するなら、ズームも使えるタムロン15-30mmF2.8ということになるでしょう。とかくスペックやメーカーのコピーに踊らされてしまいますが、どのレンズがいいかは、撮影者が主体的に自分の撮影スタイルに合ったレンズが一番よいレンズということなのでしょう。
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ソフトフィルターをつけて冬の星座を撮ろう!!

冬の星座は、ソフトフィルターを使うとカラフルでとっても美しいです。
ということで、今回は、この星景用の神レンズ、タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USDにソフトフィルターをつけてみます。
このレンズは、超広角によくある通称「出目金レンズ」、フィルターをレンズの前にはつけることができません。そこで、レンズの後ろに貼り付けられるLee Soft Filterを用意しました。一番欲しいNo.2が単独販売されていないので、こちらのセット品を買うことになります。一時、生産を止めていたようですが、新しいパッケージになって再登場したようです。再登場時は値段も少し安くなっていました(8,861円で購入)が、今は、もとの13,000円台の値段に戻ってしまいました(涙;)。

まず枠に両面テープで貼りつけてあるので、だいたいの大きさに切ります。そしてレンズの後ろにのせて、マジックで印をつけてからレンズのうしろの形に合わせて切ります。

レンズのうしろに貼り付ける粘着剤として「ひっつき虫」を用意しました。剥がせるタイプの両面テープでも大丈夫でしょう。
 レンズのうしろの枠に「ひっつき虫」を貼り付けていきます。 4か所「ひっつき虫」をつけた上に、先ほど用意したLee Soft Filter No.2をのせ、上から指で押して完成です。
※追記 「ひっつき虫」の粘着力が高く、この量だとフィルターの着脱が大変です。この後に、半分に減らしました。
どうやらニコン用のフィルターボックスが作れないのでこのレンズのうしろ用のフィルターボックスがないようです。シグマの新しい14mmF1.8レンズでは、キヤノン用のみレンズのうしろに取り付けられるフィルターボックスを販売しています(後日、そちらの取り付け方法もアップ予定)。さて、後は撮影あるのみ。レンズにフィルターをしっかり押さえて止めないと、カメラの中に入り込んで取り返しのつかない故障になりかねません。どうぞ自己責任でお願いいたします。
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