いつの間にか夏が過ぎ、夜半過ぎの空には冬の星座たちが顔を出すようになりました
観測史上、最も雨の多かった８月は、天文屋にとっても、最も厳しい夏でした　；ｏ；

９月になり、撮影対象がいて座の天の川から、夏の大三角やカシオペア座などの秋の天の川へとかわります
そして、明け方は、早くも冬の星座が撮影対象になります
景色の対象も、山に雪が被るまでの間、コスモス畑や山や里の紅葉へと変わっていきます

いつ、どこでどんな星空を撮るか、そしてどうタイムラプスの動画として表現するか…
妄想という、「どこでもドア・タイムマシン」を使って、いろいろな構想を頭に描くのも長い秋の夜の楽しみとなります
今夜も外は雨、「妄想どこでもドア」で出かけましょう^^

８月の夜明け前の空

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BSプレミアムで「138億年の絶景!宇宙遺産100」という番組を見ました
グリニッジ天文台写真コンクールの星景写真に感動しました
番組の中には出てきませんでしたが、2013年の作品は秀越です
下の画像は、この夏の終わりに撮ることができた「八島湿原の天の川」です

八島湿原にかかる天の川

撮影に使ったFUJI X-E1、ローパスレスといっても赤い星雲の写りは今一歩
IR改造は必須のようです

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星景撮影仲間の前田さんの写真集が、いよいよ来週、発売になります。
夢が形になるのは、とても素敵なことです☆彡
掲載されている星空のある風景は、いわきや富士山、美ヶ原、奥日光など、
いっしょに撮影に出かけたときのものが半数以上あって、私のタイムラプスでの場面がより美しく切り取られています。
中の一部は、前田さんのブログで紹介されています。

「星空風景」誠文堂新光社